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23-24 第34節 vsブライトン(A)選手採点

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はじめに

うちより怪我人が多いチームに久々に当たりました。

得点者

ブライトン 1-2 チェルシー

得点:後半53分 ダニー・ウェルベック(ブライトン)/前半34分 コール・パーマー、後半19分 クリストファー・エンクンク(チェルシー)

試合前

三連勝と波に乗り、ついに欧州コンペティション出場権内に浮上したチェルシー。

怪我人が続出する中で勝ち切ったトッテナム戦から、ウェストハム、フォレストと連勝。

特に前節は一時逆転を許す苦しい展開ながら、最後は復帰の主将、リース・ジェームズの活躍もあり再逆転。

怪我人もかなり復帰し、チームの調子もスカッドも上向きだ。

順位もライバルたちにようやく追いつき始め、ニューカッスルと勝点で並び7位に浮上。

大きく調子を落とすトッテナムを考えると、5位浮上も夢ではなくなってきている。

今節はそのニューカッスルと8位のマンチェスター・ユナイテッドが直接対決と、対戦カードもチェルシーに追い風だ。

今節対するブライトンも、今季ケガに苦しんだチームの一つ。

日本代表の三苫薫ら、主力のソリー・マーチなどを欠き、珍しくチェルシーよりも現状離脱者が多いチームだ。

残り2試合となったプレミアリーグ、両チームとも少しでも上の順位で終わりたい。

チェルシーは前節からチアゴシウバ→マロ・グストの変更のみで、リース・ジェームズらはスーパーサブとして出番を待つ。

ククレジャ、カイセド等が古巣対戦となる一方、ビリー・ギルモアやタリク・ランプティらチェルシーに馴染みのある名前も。

直前の試合でトッテナムがマンチェスター・シティに敗れていたこともあり、5位も狙える位置に入ってきた。

まだまだ他力の状況ながら、ELも夢ではなくなってきた。

残り2試合、勝利至上の試合を迎える。

試合内容

開始直後のチャンスはチェルシーに訪れる。

ノニ・マドゥエケが得意の仕掛けから左足でブライトンゴールを脅かすが、早々の先制点とはならず。

対するブライトンは元チェルシーのランプティを起点に反撃。

ランプティのクロスからアディングラが右を打つが、わずかに枠を外れた。

15分にはククレジャがエリア内でタックルを受けチェルシーがPKを獲得。

しかし、オンフィールドレビューの末このファールは取り消され、チャンスは流れた。

チェルシーが保持する時間の続く前半、こちらも古巣対戦のカイセドが上手く引き出すと、グストが思い切りよく右足。

コースの変わったシュートが枠に飛ぶが、ここはフェルステッフェンが好守で逃れた。

押し込まれ気味のブライトンは30分過ぎにアクシデント。

守備の要であるルイス・ダンクが負傷でピッチを離れることになると、この一時的な数的差が試合展開を大きく変える。

ダンクがピッチに戻る前に、左サイドの奥をククレジャがとると、クロスに合わせたのはコール・パーマー。

技巧的なヘディングをコースに流し込み、チェルシーが先制に成功する。

運も味方につけながら先制したアウェーチームだったが、今度は逆の展開に。

接触でミハイロ・ムドリクがプレー続行不可能となり、クリストファー・エンクンクとの交代を余儀なくされた。

ムドリクの離脱時間は守り切ったチェルシーは直後にパーマーに再び好機が訪れるが、これはブロックされた。

双方アクシデントがあり、9分が加えられた前半ATにはジャクソンがネットを揺らすが、例によりオフサイドでノーゴール。

ブライトンもジョアン・ペドロが決定的なヘッドを放つが、これはクロスバー。

様々な事態が起きつつも、チェルシーが1点リードで前半を終えた。

後半開始からアディングラが踏み込んできたブライトンに対し、エンクンクの惜しいシュートでチェルシーは反撃する。

トランジションの激しい試合は両チームのエリア内でのタッチが増える。

ジャクソンが雑なパスでチャンスを落とすと、直後にはブライトンのグロスが決定機にミス。

どちらも得点には至らない。

決定力の差が命運を分けそうな展開に、この男が輝く。

マドゥエケが右サイドで時間を作ると、グストが猛然とオーバーラップし、ボールを引き出す。

そのグストからのマイナスのボールに合わせたのはスクランブル発進となったエンクンク。

丁寧な右足を流し込み、待望の風船が輝いた。

大きな追加点で主導権を取り返したアウェーチーム。

その後はカウンターをちらつかせながら、無理をしない展開にコントロール。

対するブライトンはランプティやアディングラといったスピードスターを起点に攻めるが、特に両SBが集中した守りを見せる。

その後リース・ジェームズ、スターリングと前節活躍したプレーヤーを投入し、試合の強度を保つ。

さらにスコアラーのエンクンクによる時間と展開を見た絶妙なコントロールが光る。

カイセドとの連携でニコラス・ジャクソンが好機を迎えるなど、守備を固めながらも好機を伺う

あとは時計の針を進めるだけだったが、途中出場のリース・ジェームズがまさかの愚行。

無駄な報復行為でレッドカードを受け、復帰わずか2試合で再びチームに大きな負担をかけることになった。

アウェーチームの数的不利で試合展開はブライトン優位が決定的に。

押し込むブライトンは左のクロスからアディングラにビッグチャンスが訪れるが、ポストをヒットし追撃弾にはならない。

それでもRJ不在の右を破ったジョアン・ペドロのクロスにウェルベックが合わせ、直後にブライトンが1点を返す。

息を吹き返したブライトンに対し、懸命に体を張り対抗するチェルシー。

最後はWGがディフェンスラインに落ちる執念の守備でゴールを許さない。

前半を超える10分が加えられたATを最少失点で耐え抜いたチェルシー。

4連勝を飾り、単独6位に浮上した。

選手採点

GK

ジョルジェ・ペトロビッチ 6.0

強烈な枠内シュートを浴びることはなく、良くも悪くもビッグセーブで目立つことはなかった。

ビルドアップも安定しており、大きなミスなくパス回しを遂行。

前半と後半、それぞれの終了間際のピンチは枠にも助けられ、この日も運を味方につける。

日頃の行いが良いのだろう。

DF

ブノワ・バディアシル 6.5

前節はかなり苦戦していたが、今節は気合を入れなおしたか。

セットプレーを含めクロス対応が安定しており、何度もサイド攻撃をはじき返す。

組み立てでも相応の貢献を見せ、セットプレーからはまたもアシスト未遂。

最後は失点を喫したが、数的不利も鑑みるとよく頑張ったと言って良いだろう。

チアゴ・シウバ不在の来季を託せるのは彼しかいない。

トレヴォ・チャロバー 6.0

ボールを持つ展開となった前半は鋭い縦パスで攻撃のスイッチを入れる。

カイセドに何度も好パスを刺しチームを前進させたが、危険な位置でのパスミスや入れ替わりは要反省。

対照的に守りの時間が増えた後半は、焦れずに対応し、落ち着いたタックルやデュエルで最後をやらせず。

股抜きでアシストを許してしまったのは悔しいだろうが、及第点として良いだろう。

マルク・ククレジャ 6.5

この日も中に入りながら組み立てに絡み、時にはエリア内にも踏み込む。

対人守備ではランプティやアディングラにかなり手を焼きながらも、粘り強い守備で奮戦。

ほぼ代えのいない左で奮闘し、パーマーへのアシストも記録。

攻撃面でも進化を見せ、一つ殻を破ったプレーヤーに。

流血するシーンもあったが、臆せず戦い続けた。

マロ・グスト 6.5

復帰後初スタメン。

積極的なアディングラ相手に少し苦慮したが、それでもついていけるのは彼らしさ。

攻撃でも積極的な持ち上がりで厚みをもたらし、後半には見事なフリーランニングからアシストを記録。

攻撃性能について言われることもあったが、なんだかんだ6アシストは立派。

まだ完全な本調子ではないのか、この日も途中でベンチに下がったが主将がやらかした以外はハイレベルな右SB争いだ。

MF

モイセス・カイセド 7.0

紺に映える金に髪を染め、慣れ親しんだピッチを駆ける。

連戦のはずがパフォーマンスは一向に落ちず、古巣相手にも見事なプレー。

守備はもちろん、ボールの引き出しからラストパスのリンクマンとしての活躍も素晴らしい。

ブーイングもなんのそので中盤を制する。

ククレジャ同様、チェルシーでさらに成長した姿を見せられたか。

コナー・ギャラガー 6.5

右に左にと顔を出し、先制点の起点にも。

ややファール気味になったとはいえ、中盤でもハイインテンシティを保ちデュエルに挑む。

この人もこの人で鉄人である。

数的不利となって以降も走力は衰えず、最後までボールマンにプレッシャーをかけ続けミスを誘う。

もう1stキャプテンでいいのでは。

コール・パーマー 7.0

この日も当然のようにゴールに絡み、長身をかがめたヘディング弾を記録。

上手くコースを突いたシュートで、ハーランドに食らいついていく傑物ぶり。

これまでコール・パーマーFCと揶揄されるほどの依存ぶりだったが、特にエンクンク投入後はその負担もやや軽減されたか。

中央でのプレーでも十分な存在感を見せつけるようになり、WGとの共存ができるようになったのも大きなポイント。

最後は欲をかかずにチームプレーに徹し、クレバーさも見せる。

FW

ノニ・マドゥエケ 6.0

開始直後に積極果敢な仕掛けで惜しい左足を放つ。

それ以後後半を含め、決定的な突破を繰り出すことはできなかったが、右の起点としての役割はしっかりと果たす。

守備でも奮闘し、サボらないところは他のWGと違い本当にありがたい。

後半は自身の交代もちらつく中、グストとの好連携で追加点にも絡む。

大きな置き土産と共に役目を果たし、ベンチへ下がる。

ミハイロ・ムドリク 5.5

前節の先制弾も買われ、連続のスタメン出場。

入り自体は悪くないように見え、持ち前のスピードを生かすシーンも。

それだけに脳震盪での途中交代は皆にとって残念な知らせ。

一足早くシーズンを終えた。

ニコラス・ジャクソン 5.5

抜け出しのタイミングと追いつくスピードは見事だが、その後のクオリティを欠く。

もう少し足元に収められれば、ゴールもアシストも記録できているはず。

そこまで行ける能力の高さ、はわかったのであとは得点に直結する動きに期待したい。

とはいえ好調らしくこの日もネットは揺らしたが、この日もオフサイドの判定。

ルールの改定も待ちたい。

交代選手

クリストファー・エンクンク 7.0

ようやくフルコンディションに戻ったか、スクランブルとはいえ長い時間を与えられる。

随所に柔らかい技術を見せるが周りとの連携はやや合わない部分もあった。

一方でその得点力は別格で、見事なダイレクトシュートで大きな追加点を奪取。

単なる仕掛け、ゴールのみならず展開を見たボールの進め方が素晴らしく、チームに時間を作れる点も高く評価したい。

リース・ジェームズ 4.0

主将はこの日も途中出場。

プレー自体は悪くなかったが、ありえない報復行為で退場。

主将として論ずるに値しないプレーでチームに大きな負担をかける。

ラヒーム・スターリング 6.0

前節殊勲のスコアラーも後半途中からピッチイン。

エンクンクが起点となる中で、得意のドリブルを見せるシーンは限られた印象。

とはいえこれまで課題だった守備が多少改善したか、いいプレスバックでボールを奪取するシーンも。

押し込まれる展開でも明確に穴となることはなかった。

チアゴ・シウバ ‐

チェザーレ・カザデイ ‐

レスリー・ウゴチュク ‐

監督

マウリシオ・ポチェッティーノ 6.5

いい流れを継続し、アウェの地でリーグ戦4連勝を記録。

ここ数試合は複数得点ができており、一時期の決定力不足は何だったのか。

アクシデントに見舞われつつも、緊急投入となったエンクンクがゴールするなど采配も的中。

ELも見えてきており、チームは完全に復調の波に入ったか。

選手個人のパフォーマンスに依存している面は否めないが、ここまで持ち上げた点は高評価として良いだろう。

終わりに

交代で主力が出てくる奇跡。

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