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チェルシーの現有戦力一覧だあああ 21-22シーズン版

この記事は約18分で読めます。

はじめに

みなさんこんにちは。

私です。

さて、いよいよ開幕ですね。

この前オリンピック終わったし、開幕はまだ当分先だろうと思っていたらこんなタイミングになってしまいました。

(開幕前に移籍市場を閉じちゃう、ってのはクラブにとっては眉を顰める話なんですが、このブログを書く上ではありがたかったりしたのです。)

まあ毎年恒例ですね。

 

今季はユーロとかの兼ね合いで合流が遅れてしまった選手もいますが、このスカッドで我が軍は開幕を迎えます。

それではいきましょう!

フロント

オーナー ロマン・アブラモヴィッチ

油様こと我らがオーナー。

例によって話題には事欠かない人物なのだけれど、サッカーチームのオーナーとしては非常に優秀。

お金は持っているわ、特に現場に口出さないわで、スタンフォードブリッジに訪れればただのサッカーが好きなおじさん。

昨季3日間くらい話題を独占したスーパーリーグ構想だったが、いち早く撤退。

サポーターを大事にする姿勢も見せた。

 

昔はブチブチ監督の首を切ることでも有名だったが、ここ最近は堪え性が身についてきたような気がする。

色んなチームを見ていると「サッカーに興味があって自分のチームが好きでお金持ち」なオーナーがどれほど貴重かがわかる。

毎年チェルシー売却の話が出るが、毎年立ち消え。

今季もよろしくお願いします。

ディレクター マリナ・グラノフスカイア

チェルシーの「女帝」ことマリナ女史。

売りオペ、買いオペはもちろん、チェルシーの全てを仕切っているといっても過言でない。

ビジネスマンとしての才覚はとにかく半端ではなく、「安く買って高く売る」という現代資本主義の基本をこれ以上なく抑えている。

他クラブから見れば厄介な、自クラブから見ればとてもありがたい存在なのである。

毎年百億以上費やしているチェルシーだが、健全経営なのはこの人がかなりの額で「収入」を引っ張ってきているからなのである。

一切の値下げ交渉に応じない姿勢は、チェルシー伝統の堅守を彷彿とさせる。

監督

トーマス・トゥヘル

昨季途中就任したドイツの戦術家にして熱情家。

悩めるチームをすぐにメスを入れ、守備の再構築からはじまり一気に順位も立て直した。

なんとか4位以内に滑り込んだだけで御の字だったが、最終的には自身が一昨季逃したCLのタイトルまで奪取。

最高の形でシーズンを終えた。

 

同胞であるハヴァーツやヴェルナーの生きる道を見つけたり、ジョルジーニョやアロンソなどの個性的な選手などを十全に活かす布陣を採用したりと、起用の幅も広い。

戦術はどちらかと言えば、ベースを持ちつつ相手のスタイルや予想される展開に合わせてメンバーや配置を少しずついじる形式。

熱意ある振舞いも特徴的で、モチベーターとしての評価も高い。

この監督が空いていたのは奇跡的だったと言わざるを得ない。(PSGは混迷を極めていたが)

ちょっとサイコパスっぽいところがある。

GK

16 エドゥアール・メンディ 29歳 セネガル代表

昨季正GKにして昨季影のMVP。

守備のラストピースとしてチームに加入し、直後からクリーンシートを連発。

高い身体能力を生かした安定感のあるセービングや、ハイボール処理が得意なプレミア向きのGKである。

意外に足元も悪くなく、ビルドアップもそれなりにできる。

たまにとんでもないところにパスを通してびっくりさせる。

 

加入当初こそ若干コミュニケーションに難がある様子も見せたが、改善された模様。

多分ズマが大体悪いはずので、ビシッと言ってほしい。

 

キャリア的には無所属時代を経験したりとかなりの苦労人。

まさかCLタイトルをとれるとは想像もしていなかっただろう。

フットボールドリームはまだまだ続く。

1 ケパ・アリサバラガ 26歳 元スペイン代表

ケパ神でお馴染みの我らがケパ神。

セーブ率の低さやハイボールへの消極性などで評価と(彼女と別れたらしく)メンタルを落としていたところ、新加入で好プレーを見せたメンディにスタメンを奪われた。

スタメン落ちは当然悔しいだろうが、本人にとってもプレッシャーから解放され小休止する時間は必要だったのでは。

その後はターンオーバーでちょくちょくお目見えし、少しずつ調子が上がっている様子も見られた。

捲土重来、今季は再びスタメン争いに挑む。

 

スーパーカップではPK戦に出陣し、勝利のストップを含む2本のビッグセーブ。

いいシーズンの入りを見せ、またメンディとの関係が良好であることも伺わせた。

PK戦前に反抗期に突入していた子がPK要員として活躍する日が来たということになる。

感慨深い。

13 マーカス・ベッティネリ 29歳 イングランド

今季新加入の第3GK。

カバ爺がいろんな面で頼りになる大ベテランだったので、重役である。

普通に29歳でこの立場というのは色々難しそうだけれど。。。

キャリアはフラム一筋で、昨季はミドルズブラにレンタル。

ということは多分家が近い。

DF

6 チアゴ・シウバ 36歳 ブラジル代表

昨季フリーで加入したブラジルの大ベテラン。

圧倒的な経験値から来る守備能力は現在もワールドクラスで、キャプテンマークを巻く試合も。

183㎝ながら体をうまく使った空中戦、鋭い読みを利かせた地上戦、ついでに攻撃の起点にもなる足元の技術で3バックの中央を担う。

アラフォーの今も、セレソンに呼ばれている。

 

まあさすがのさすがにシーズンフル稼働は無理で、CL決勝では無念の負傷交代も経験。

それでもチームに不可欠な戦力であることに変わりはなし。

あとはキンペンべやらマルキーニョスを育てたように、みんなをトップクラスに引き上げておくれ。

そして気づいたら髪の色が変わってた。

2 アントニオ・リュディガー 28歳 ドイツ代表

ハッスルと言えばこの人。

昨季途中から3バックの左で高い身体能力を発揮し、堅守に貢献。

また機を見た持ち上がりで攻撃にアクセントを加え、隙があればかなり高確率で枠に飛ぶロングショットも放つ。

ちなみに普通に足は早いのだが、全力疾走のフォームがなんか笑える。

これはぜひ試合を見て確認してほしい。

 

ピッチ外ではハヴァーツとヴェルナーを勧誘するなど、ドイツへのコネクションが豊富な代理人としても暗躍。

定期的にイカれた映像がUPされるがチームメイトからの信頼は厚いのだろう。

4  アンドレアス・クリステンセン 25歳 デンマーク代表

天仙ことACことクリステンセン。

昨季は3バックの中央や右でハイクオリティなプレーを見せた。 

広範囲のカバーや、適切な散らしもできるモダンなCB

これまではやや軟弱な印象があり、しばしばその点が批判を浴びていた時期も。

しかし大先輩チアゴシウバ様の薫陶を受け、大きくレベルアップ。

バックアッパーを超えた存在としてチームを支えた。

昨季はシティ戦で負傷&失点に絡むという最悪のシーズンエンドを迎えるかと思いきや、CL決勝で復活。

ゴールを奪われたガブリエル・ジェズスを完封し雪辱を果たした。

 

デンマーク代表としてもユーロで活躍し、なんかすごいゴールも決めてた。

ちなみにチェルシーにそこそこ長い間在籍しているが、未だに無得点。おい。

15 クルト・ズマ 26歳 フランス代表

身体能力に全振りした脳筋CB。

当たり前だが、脳筋なので難しいことはできない。

だがそれでいい。

ズマに難しいことをさせる方がよっぽど頭が悪いのだ。

 

卓越したジャンプ力を生かしたヘディング、スピードと迫力にあふれたスライディングタックルで陸空を制す圧倒的な守備能力の高さが持ち味。

もちろんセットプレーでもその破壊的な身体能力は大きな武器で、昨季は5得点とスコアラーとしても開花した。

課題だった足元も若干改善され、たまにいいフィードを蹴れるようになった。たまにね。

 

なお集中力が90分続いたら奇跡で、やらかしもあるのでイマイチ信頼感は低い。

ただ一番ヤバいのは、明らかに後ろがヤバい状況なのにふらふら歩いて戻る癖があること。

そもそもお前が本気で追いかけたら大体追いつけるだろ。

 

ちなみに「ズマ 360°カメラ」は検索してはいけないワード。

(追記:ウェストハムへの完全移籍が決定)

14 トレヴォ・チャロバー 22歳 イングランド

かつてチェルシーに在籍していたナサニエル・チャロバーの弟。

CBやSB等が主戦場ながら、中盤でもプレー可能なユーティリティDF。

マウントなどと同じくユース出身の22歳。

190㎝とフィジカルにも恵まれている点も、若干低身長多めなチェルシー守備陣のなかでポイントが高い。

またまた期待の若手である。

 

どうやらトゥヘルがかなり高く評価しているようで、残留どころかスーパーカップに先発出場。

試合後は高評価を獲得し、このままならトップチームで活躍できそうとのこと。

カオスなことになっていた主将の労働時間改善に一役買っていただきたい。

28 セサル・アスピリクエタ 31歳 スペイン代表

チェルシーの主将にして良心にして正義。

嫌いな人を見たことがない。

昨季は3バックの右を本職にしながら、WBもやるなど獅子奮迅の活躍と八面六臂の奮闘、ついでに反社会的な労働環境を世界に披露した。

さすがのさすがに、年齢的な衰えが見受けられるシーンも増えてきたが、それでも玄人好みの守備やポジショニングの良さは未だに他の追随を許さない。

単騎で打開できるわけではないが、ビルドアップや攻撃面でも地味ながら気の利くプレーを見せる。

 

主将としても信頼が厚く、チーム内の諍いをすぐさま諫めるなど、若手たくさんのチームにとっては不可欠な存在。

今季もよろしくお願いします。

24リース・ジェームズ 21歳 イングランド代表

昨季一気に飛躍を果たしたユース出身DF。

SBやWBが本職だが、結構ゴリゴリとドリブルで上がっていったり、果敢にミドルを狙ったりと高い攻撃性能はもともと定評があった。

それが昨季はだんだんと守備力やスタミナも追いついてきて、最終盤では3バックに加えられるほどになった。

若いって素晴らしいね、と言いたくなるような成長速度で、大激戦区のイングランド代表右SB争いに割り込むほどの選手になった。

 

そんな感じで日に日に成長しているのだが、玉に瑕なのが安定感が基本的にないこと。

1試合ごと、というか前半と後半で別人になっていることも少なくない。

兄弟が出ている?という疑惑もあったが、気づいたら本当に妹がレディースチームに移籍していた。

兄妹揃って頑張ってほしい。

21 ベン・チルウェル24歳 イングランド代表

本格的正統派左SB。

攻守にハイクオリティなプレーを見せる器用なレフティーは、昨季加入当初から主力として活躍。

CL決勝でマフレズを完封したように、1vs1での強さもありながら、セットプレーも任されるほどの高精度クロスも併せ持つ。

これまで「安定」とか「安心」とかが大きく欠けていたチェルシー左サイドを支えた。

 

トゥヘル就任後は不慣れなWBにやや苦戦したが、高い順応力でしっかりとスタメンを獲得。

同じチームに世界的に見ても希少な「左WBの専門家」がいて、彼から学んだとチルウェル自身も後述している。

プレースタイル自体は非常に正統派というか、正しいプレーを正しいクオリティで行うタイプだが、意外にもゴール前にポンポン飛び込んで点取る。

その点でもチェルシーのDFとして順応した。

3 マルコス・アロンソ 30歳 元スペイン代表

「左WBのみ最適」「偽WB型CF」「(相手)ペナルティエリア内での活躍に定評」などと評されるアンタッチャブルWB。

強烈な左足と、大柄なフィジカルを生かしたシュート能力が売り。

なんだよシュート能力が売りのWBって。

 

昨季前半はいろいろあって干されていたが、トゥヘルの元、WBがフォーメーションに復活したため自身も復活。

最終的にはチルウェルにスタメンは譲るものの、控えとしては色んな意味で大きな存在感を見せる。

マンチェスターシティ戦では後半ATに決勝点をマークするなど、勝負強さも健在。

なんだよ勝負強さが売りのWBって。

33 エメルソン・パルミエリ 27歳 イタリア代表

チルウェルは器用な選手だが、この人は器用貧乏なのである。

全能力が80点以上のチルウェルvs全能力が60点のエメルソンではさすがに勝負が見えすぎている。

左利きを買われ左CBで試されたカップ戦もあったが、普通に相手に狙われていた。

そして普通に格下相手にずっと起点を作られていた。

 

まあさすがにしんどいよねえ、というのはもうバレているのだが、イタリア代表にはずっと呼ばれているし、あくまで「プレミアだと」器用貧乏なだけでセリエとかだとそこそこ活躍できるんだろう。

毎年の放出候補筆頭である。

あとは「オブラクをファーストタッチで撃破した男」という肩書でどれだけ高値が付けられるかが、マリナ女史の手腕の見せ所だ。

(追記:リヨンへのレンタル移籍が決定)

MF

5 ジョルジーニョ 29歳 イタリア代表

昨季(エメルソンと一緒に)全てを獲得した男。

CLとユーロを制覇したチームの心臓としてプレーした事実から、バロンドールの声さえ上がるように。

プレースタイルは典型的なゲームメイカーで、長短のパスでチームをコントロールし、たまにゴール前に的確なダイレクトワンタッチパスを放り込む。

守備の話をすると、読みは鋭いのだが、身体能力はその分欠けているので、晒される環境になるとかなり高い確率でぶち抜かれる。

ただそこはトゥヘルが戦術的に覆ったし、カンテが超人的にカバーしたりしたので、後半戦は長所のみを十全に発揮できるようになった。

 

独特のフォームからPKをよく蹴るが、どうもここ最近は成功率が怪しい。

というか止められているのが大体プレミアの上位チームのGKなので、そろそろホップするPKがバレてきた感がある。

多分過去問が出回っている。

PKだけで7ゴール、そしてチーム得点王という事実はどこから突っ込んでいいのやら。

7 エンゴロ・カンテ 30歳 フランス代表

無尽蔵のスタミナを誇る怪物。

というかもう30歳なことにびっくりしている。

現世界トップの守備力を持つ、チェルシーが誇るワールドクラスである。

その常軌を逸した運動量は確実に人間ではないのだが、謙虚な性格や、ミニクーパーを使い続ける庶民ぶりでも人気を集める。

ちなみに本人はこの人気の出方に当惑気味。

 

ここ最近はケガも多かったが、昨季CLでは準決勝から決勝まで3戦連続MOMというとんでもない快挙で優勝に大きく貢献。

割とマジでいるかいないかでチームが戦術レベルで変わってしまうのだ。

今季初陣のスーパーカップ後にはピザを食す姿も披露。

抜け目ない守備範囲の広さをここでも披露した。

17 マテオ・コバチッチ 27歳 クロアチア代表

ドリブルでの打開を得意とする推進力が魅力の多分攻撃的MF。

細かいタッチで密集を抜けていくドリブル突破は、名手揃いのプレミアリーグでも5本の指に入ると言っていい。

「ジョルコバ」の愛称で親しまれるジョルジーニョとのコンビは阿吽の呼吸。

お互いの特徴を最大限に発揮しあう。

守備面でも結構走ってくれるし、ちゃんと守ってくれるのだが、たまにイチかバチかみたいなタックルをして、大体悪い目が出てイエローを貰っている。

 

昨シーズンも無事に無得点に終わるなど、移籍以降の課題は明白。

ぶっちゃけ昨季のチェルシーがリーグ4位に終わった残念ポイントは中盤の得点力の低さで、カンテ・ジョルジーニョ・コバチッチが流れの中から1点も取れてないというのは普通にマズイ。

なおコバチッチ本人的にはシュート意識自体は上がっている気がするのだが、

①ドリブル突破で侵入する、あるいはこぼれ球を良い位置で拾う。

②結構難易度高めのシュートを狙う

③ちゃんとミートする

④枠にはいかない。

ここまで様式美。

19 メイソン・マウント 22歳 イングランド代表

天才

55 ティーノ・アンジョリン 19歳 イングランド

こちらも若き攻撃的MF。

どちらかというとWGよりで、サイドからのプレーを得意とする。

まだまだ経験値的にはアレなのだけれど、ポテンシャルは十分で、PSMでも好プレーを披露。

レンタルしないのかなあと思っているけれど、残留の目もそれなりに。

(追記:ロコモティフ・モスクワへのレンタル移籍が決定

12 ルベン・ロフタス=チーク 25歳 イングランド代表

大怪我からの復帰を期したフラムでの昨シーズンはやや不完全燃焼に。

本来ならば豪快な推進力溢れるゴリブルと、繊細なタッチから放たれる正確なシュートを得意とする攻撃的MF。

ただまあ1年間はリハビリというか、試合勘を戻すのに使っちゃうのは仕方なかった。

ただそれでも降格チームでベンチってのはちょっとしんどいかなあ。

 

サッリ時代にはもはや中核と言っていいレベルで活躍をしていただけに、その才覚は誰もが認めるところ。

復活を期すシーズンとなるか、どこかへもう一年リハビリか。

「運命は自身の手の中に」とトゥヘルは語っていたが・・・

22 ハキム・ツィエク 28歳 モロッコ代表

超高精度のキックを武器にする「左足の魔術師」。

ワンステップでも射抜けるパワーと針の穴を通すような緻密さを併せ持つキックは、レフティーのいない攻撃陣には貴重な存在。

スピードこそさほどないものの、足元のテクニックにも優れ、細かいフェイクも織り交ぜる。

 

昨夏の加入当初こそ戸惑いがあったが、終盤戦ではアトレティコ・マドリードやマンチェスターシティなど、強豪チームからゴールを量産。

特にヴェルナーとの好連携はチェルシーの大きな武器の一つで、抜け出したヴェルナーの折り返しをツィエクが合わせるという形を幾度も披露した。

開幕前に想像していた形と逆なところだけちょっと気になるが。

 

今季はPSMから好調をキープしていたが、スーパーカップでまさかの負傷交代。

この人は本当にケガが多いのだけが辛いところ。

29 カイ・ハヴァーツ 22歳 ドイツ代表

ドイツの至宝にして、チェルシー新時代のアイコンになる男。

長身左利き偽9番、おまけに若干哀愁の漂うイケメンと、ロマンを詰め込んだ存在なのである。

この手の選手あるあるの「どこで使えばいいのか」問題はトップで使おうってことで決着がつき、本人もやりやすそう。

CL決勝でもその才能を見せ決勝点をマーク。

100億の移籍金がいかに安かったかを自分で証明した。

シュート能力は攻撃陣の中でも高く、冷静に流し込む姿を見ると「随分簡単に点取るなあ」と思わせてくれる。

そしてそのあとヴェルナーを見て現実に帰る。

 

ちなみにこの手の選手あるあるは鈍足なのだが、カイハバさんはかなりの俊足なのだ。

FW

10 クリスティアン・プリシッチ 22歳 アメリカ代表

プリちゃんの愛称で親しまれるキャプテンアメリカ。

ヌルヌルと敵陣を裂くドリブルと、センスのいいポジショニングで得点感覚も持ち合わせるWG。

ただ問題なのがケガでの欠場が長いことと、シーズン通じての調子の波が尋常じゃないこと。

 

ぶっちゃけ調子がいい時は誰が何しても止められないのだが、調子が悪い時も誰が何しても止められない(悪い意味で)。

10番を背負うのも二季目となり、今季こそは継続的に活躍をしてほしい。

波の激しさはアーセナルに行ってしまった前任者譲りなのだろうか。

 

ちなみにトゥヘルとはドルトムント時代からの仲で、「アスピリクエタ」の発音に戸惑うマネージャーを訂正する一幕も。

20 カラム・ハドソン=オドイ20歳 イングランド代表

バイエルンにストーカーされているユース最高傑作。

相手を千切れるスピードに乗った突破と、そこから送る「なぜか受け手のシュートが上手くなる」エフェクトがかかったクロスでチャンスを演出する。

本人的には左サイドからカットインする形が好きなようなのだけれど、あまりにも狙いがバレバレなので普通に防がれることのが多い。

チェルシー視点でも、相手視点でも、縦にズバズバ切り裂く方がよっぽど有効(嫌)なので、大体右で使った方が有効というジレンマ。

あと本人がそこまでシュート得意じゃないというのもある。

 

フォーメーション的にはWGがないので、右WBにも挑戦したり、ジョーカーとして起用されるなど難しい状況が続いたが、おかげでかなりプレーの幅は広がったように感じる。

つっかければ大体一人は抜けるので、今季はスタメンをとれるかが目標だ。

9 タミー・エイブラハム  23歳 イングランド代表

チェルシーの最前線を担う期待の星・・・だったのだが、このままではかなり立場が危うい。

決してゴールが取れていないわけではないのだが、90分通しての貢献度や強豪相手の存在感ではまだまだなところが見受けられるのもまた事実。

モウリーニョ率いるローマが熱視線とのこと。

 

まあ強いて言うならとりあえず身体を太くしよう。

プレミアで二桁とれる才能があるのだから、あとはそれをコンスタントに発揮できる体づくりが大事。

そんで買い戻されよう。

(追記:ローマへの完全移籍が決定)

11 ティモ・ヴェルナー  25歳 ドイツ代表

嵐のような1年目を終え、勝負の2年目に挑むドイツの韋駄天。

まあとりあえず開幕前の悪い予想が当たってしまい、めっきりと得点に見放される時期に突入したのだが、それでも腐らずに稼いだ二桁アシストは立派そのもの。

チャンスメイカーとしての地位を確立し、裏抜けからきっちりとエリア内にボールを届けることが本職になりつつある。

また味方にスペースを作るフリーランの質も高い。

守備でも前に後ろに相当走ってくれるので、監督や周りのプレーヤーからすると本当にありがたい。

多分良い奴なんだろう。

ただ使い勝手がいいので、ちょっとずつ労働環境がアレになってきている。

 

もちろん今季はアシストだけでなく、自身のゴールでも貢献したいところ。

チャンスには顔を出せている(定期)なので、あとはアシストの気持ちで流し込んでください。

https://one-half-wisdom.work/archives/5174

9 ロメル・ルカク 28歳 ベルギー代表

長い旅を経て再びこの男が青いユニフォームに袖を通す。

チェルシー出身でプレミアでも結果を出しながら、結局はトップチームで出番を得られなかった。

それでも完全移籍後に爆発し、帰ってくるかと思いきや選ばれたのはマンチェスターユナイテッドでした。

ところが「赤い悪魔」でも真価を発揮できず退団し、ビッククラブでは活躍できない選手という烙印が押されかかっていた。

 

復活を遂げたのはイタリアの地。

ラウタロ・マルティネスと破壊力抜群の2トップでセリエAを蹂躙し、インテルのスクデット奪還に多大な貢献を果たした。

これまで操り損ねていた巨躯を十全に生かしたフィジカルプレーはまさに兵器そのもの。

ミラノの地で一皮むけた姿を、完全燃焼には至らなかったプレミアでも披露したい。

 

ドログバ二世と言われ、チェルシー次期エースと称された男

一度は降りた道に再び帰ってきたベルギーの怪物が、リーグタイトル奪還に向けてのラストピースだ。

最後に

さて、いよいよ待ちに待った新シーズン開幕ですね。

移籍期間はまだ閉じていないので、恐らく今後も人員の整理があるでしょうが、このメンバーでチェルシーは新シーズンを迎えます。

新シーズンも本ブログは、チェルシーを応援してくれる方を一人でも増やせるように頑張ってまいります。

それではまた。

~おしまい~

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